【HTML&CSS入門】transitionの使い方

HTML&CSS

こんにちは!

今回は要素の変化をアニメーションとして表示するtransitionについて紹介します。

transitionプロパティ

要素の特定のCSSプロパティのスムーズな変化を表現します。
ボタンにマウスポインタ―を載せるなどすると、ボタンの大きさが変わることがありますよね?
そのようなアニメーションを簡単にCSSで表現できます。

transitionは、一括でプロパティを設定する方法と、それぞれプロパティを設定する方法があります。

  1. transition
  2. trainsition-delay
  3. trainsition-duration
  4. trainsition-property
  5. trainsition-timing-function

 

transition

transition-property、 transition-duration、 transition-timing-function、 transition-delay の一括指定プロパティです。

以下のように、それぞれのプロパティを半角スペースをあけて、一括でします。

 

例としては以下のとおりです。

 

画面上に100pxの赤い正方形が表示され、それにマウスポインタをあてるとゆっくりと200pxになります。

この状態の変化がtransitionの効果です。

この一括指定した各プロパティ値は単体でも指定可能です。
値の説明を含め、各プロパティを紹介していきたいと思います。

transition-property

変化をさせるプロパティを指定します。
指定方法は

  • all
  • none
  • プロパティ名

です。

all

すべてのプロパティという意味で、例えばhoverした際に、背景色、サイズなどすべてのプロパティに変化を適用する際に使用します。

none

どのプロパティも変化の対象外となります。

プロパティ名

変化を適用するプロパティ名を指定します。
カンマ区切りで複数指定すること可能です。

transition-duration

プロパティの変化にかかる時間を指定します。

とすると、1秒かけて変化するという意味になります。

transition-timing-function

トランジション中の加速を定義することができます。
変化の初めは速く、最後は遅くというような指定が可能です。

値の指定方法は↓のとおりです。

 

transition-delay

変化の遅延を指定します。5秒後に変化させたいなど、遅らせて変化させたい場合に使用します。

 

以上がtransitionプロパティについての説明になります。

実際にマウスオーバーした際に、3秒後に枠が広がるものを作成したいと思います。

 

抜粋しますと、

 

いかがだったでしょうか?
transitionを使えば、簡単にアニメーションが作れます。
アニメーションを使えば、webサイトのレイアウトなどの工夫の幅が広がるのではないでしょうか?
transitionの他にもアニメーションの方法があるので、後日、記載しようと思います。

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